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内部情報は主体的な行動によってのみ得られる@講演録:進路と『孫子』(30)

 すなわち、足で稼ぐ情報です。実際に現場に行き、内部の人の話を聞く。しかも、質問を工夫したり、何回かコミュニケーションを取って小まめにお礼を述べるなどして、内部の人が本音を言い出しやすい状態にしておく。そうやって、何とか本当のところを聞きだそうとする。
 ところが、そういうことをしている人は受験生でも就活生でも転職希望者でも割合少ないです。ネット情報やパンフレットだけで判断してしまう人が多いのです。その方が手間がかかりませんから、ついそれだけで済ませてしまうのでしょう。
 しかし手間をかけずに仕入れた情報というのは、たとえばネットの書き込みの場合、匿名の何の裏づけもない情報で信用なりませんし、HPやパンフレットなどは当然相手が自分の都合で発信した情報ですから、相手の都合のよいところばかり発信したりと、本当の意味での有益な情報は得られません。
 いいですか、情報は発信側の都合によって加工されるのです。そのことを本当に理解したうえで行動しないといけません。
 遠隔地に住んでいたりすると、つい直接現場へ出かけるのが精神的にも時間的にも経済的にも負担になるのですが、怠け心に鞭をうち、何かをサボってでも、そして借金してでも、生の現場の情報を、真実の情報を得ることは大切なことです。自分の未来がかかる一大事、進路のことですから、これくらい手間ひまを書ける価値はあります。
 こんなことを言うと、企業や大学の説明会、進学ならオープンキャンパス、就職ならインターンシップ、そういうのに参加しているよ、などという人がいます。それはそれで構わないのですが、それだけで良いと思っている人にはもう一度『孫子』の言葉を捧げます。テキスト()ページ()行目です。


善く戦う者は、人を致して人に致されず。




  戦いに勝つ人というのは他人を動かすことはあっても他人に動かされたりするものではありません。常に「心の主導権」を自分が握っているのです。「心の主導権」を握っているということは、自分の心に従って、自分で企画して、自分で行動するのです。決して他人が企画したものに乗っかる、「相手のお膳立て通りに」動くことなどしないのです。なぜなら、結局それらは相手の都合によって示されたもので、自分の行動と判断が相手の都合のよいものになってしまうからです。
 そうではなくて、あくまで自分が主体的に行動するから、有益な情報を得られるのです。ほんの少しの勇気さえ持っていれば、後は電話一本かけるだけですみます。電話で相手の予定を聞いたうえでアポイントメントを取り、自分で自分だけのオープンキャンパス、自分だけの見学会、自分だけのインターンシップ、などを行えばよいのです。

プロフィール

饗庭 悟 : AEBASATOL

Author:饗庭 悟 : AEBASATOL
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